miecalinのmemo

日々のメモと備忘録。思いたったが吉日

米国の高配当株ETF【SPYD】に投資してみる

 

私はSBI証券投資信託や米国株に投資をしています。

今年初め頃だったかに、SBI銀行で米国ドルの積み立て手数料が無料の期間があったので、なんとなく積み立てていました。

その時のドルが現在1128$(約15万円…133円/USD)程あるため、何もせず放置しているより投資に充てたいと思っていました。

投資先として考えていたのは、以下3つ。

  1. 海外ETF(リスク高め)
  2. 外貨建MMF(リスク低)
  3. 米国個別株(スピンアウト怖い)

3の個別株は今もいくつか投資していますが、最近スピンアウト(スピンオフ)する銘柄が多く、なにやら複雑で面倒に感じていました。

なので今後は減らそうかとも考え中。

 

結論

SPYDを25口分、38$になったら購入設定済(2022/8/15)

 

SPYDとは

米国の高配当株ETFの一種です。

「SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF」という正式名称のとおり

米国のS&P500の中でも、高配当な80銘柄を選んで投資するETFです。

3,6,9,12月と年4回分配金がもらえます。

2022年8月16日現在の分配利回りは3.65 %、大体4~6%前後だそうです。

購入金額の1%前後の配当金が毎回入ってくるイメージですね。

経費率は0.07 %と低めに設定されています。

SPYDの組入れ銘柄

S&P500指数の採用銘柄のうち配当支払い上位80銘柄を、ほぼ均等な割合で組み込んでいます。

Bloombergによると、組み入れられている上位10銘柄は以下のとおりです。

(2022年8月16日現在)

 

PFG:US プリンシパル・ファイナンシャル・グループ

CAH:US カーディナルヘルス

NRG:US NRGエナジー

EIX:US エジソン・インターナショナル

VTRS:US ビアトリス

IRM:US アイアンマウンテン

PEG:US PSEG

BEN:US フランクリン・リソーシズ

MMM:US 3M

PPL:US PPL

その他の高配当ETF 7選

HDV (3,6,9,12月配当)分配金利回り:3.00%    経費率:0.08 %
VYM(3,6,9,12月配当)分配金利回り:2.92%    経費率:0.06 %
DVY (3,6,9,12月配当)分配金利回り:2.86 %    経費率:0.38 %
SDIV (毎月配当)分配金利回り:12.85 %    経費率:0.58 %
QYLD (毎月配当)分配金利回り:11.63 % 経費率:0.63 %
PFF(毎月配当)分配金利回り:4.62 % 経費率:0.45 %

 

SBI証券ではSPYDは2022年8月16日現在、買付手数料無料の対象になっています。

しかも、SPYDが手数料無料なのはSBI証券だけです。

go.sbisec.co.jp

対象になっていない商品は1注文あたりの約定代金×0.45%(税込0.495%)の手数料がかかります。
    ・最低手数料:0米ドル
     ※約定代金の0.45%が0.01米ドル(1セント)未満の場合
    ・上限手数料:20米ドル(税込22米ドル)

SBI証券 買付手数料無料ETF

以下の商品は現在買付手数料が無料なので買うなら今のうちですね。

VT(全世界株ファンド)分配利回り:2.21 %
VTI(全米株ファンド)分配利回り:1.44 %
VOO(S&P500連動米国株ファンド)分配利回り:1.46 %
QQQ(ナスダック上場株ファンド)分配利回り:0.57 %
SPYD(米国の高配当株)分配利回り:3.74%
AGG(米国債券ファンド)分配利回り:1.98 %
VGT(米国テクノロジー株ファンド)分配利回り:0.78 %

米国ETFの分配金にかかる税金3つ

分配金がもらえたとしても注意点があります。

私たちが受け取るときには各種税金が引かれた額になっています。

米国ETFの場合は米国で課税された後、日本国内でも課税されます。

【米国での課税】

 外国源泉徴収税:10%

【日本での課税】

 所得税:15.315%
 住民税:5%


分配金から【外国源泉徴収税(10%)+国内課税(20.315%)】が引かれ、

残った金額が受け取れます。

※外国税額控除をすることで、米国で課税された税金の一部が戻ってくることがあります。

search.sbisec.co.jp

外貨建MMFとは

外貨建MMFマネー・マーケット・ファンド)は、格付の高い外貨建て(米ドル等)の短期証券に投資する投資信託です。

安全性が高い代わりに、利回りは低め(1%程度)です。

特徴としては、
・売買手数料無料
・いつでも売買可能
・少額でも売買可能(SBI証券では米ドル建MMFなら10$から)

そして外貨建MMFの場合は国内課税(20.315%)のみというのがありがたいです。

外貨建MMFの分配金は月末に一括で再投資されます。

小額から投資できるため、米国株の配当金や余剰ドルを運用するなどの使い方をしている方もいます。

結局何をしたか

SPYDを25口分、38$になったら購入するように設定しました。

個別株はスピンアウトの面倒さで候補から外し、MMFも悩みましたが、もう少しリスクを取ってもいいかなと思いETFにしました。

SPYDは最近は値上がりしているので、だいぶ先まで買えない可能性も…

しばらく買えなかったら別の商品に変えようと思います。

(また悩むの嫌だけど)